フカヨミ心理学
心理学仕事・職場学習・記憶

有能感欲求

ゆうのうかんよっきゅう

「自分はできる」「少しずつ上達している」「周りに役立てている」と感じたいという基本的な心理欲求。

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深読ヨミ
深読ヨミ

もう少しちゃんと言うと

初めての仕事で何をやっても失敗し、理由も分からないままだと、「自分には無理かも」とやる気が落ちやすいわよね。反対に、最初は難しかった作業が少しずつ速くできるようになり、先輩から「この部分はもう一人でできるね」と言われると、もう少し挑戦したくなる。こうした、自分の力でうまく働きかけ、成長や達成を感じたいという欲求を有能感欲求と呼ぶの。

応用・活用

育成や勉強では、「簡単すぎて退屈」でも「難しすぎて毎回失敗」でもない課題を作るのに使えるわ。たとえば新人なら、まず一つの作業を一人で完了できるようにし、できたら少し難しい仕事へ進む。フィードバックも「すごい」だけではなく、「前回より説明が整理されていて、質問が減ったね」と進歩を具体的に伝える。自分自身でも、できるようになったことを記録すると成長を感じやすいわね。

イルカ
イルカ

よくある勘違い・注意

でもね、とにかく褒め続ければ有能感が満たされるわけじゃないよ。本人も実感できない根拠のない称賛は、かえって白々しく感じることがあるからね。また、失敗しない課題だけを与えると成長の機会が減る場合もあるよ。少し挑戦できる難しさと、何が上達したか分かる具体的な情報を組み合わせて考えてね。

根拠について

研究基盤:強め

複数研究やレビューにつながる比較的強い研究基盤がある概念よ。人に必ず当てはまる法則ではないわ。

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